合宿レポート
十 勝 支 部
武 藤 健 司 2級
 今回、入門してから初めて冬合宿に参加させて頂きました。
今年の夏合宿にて茶帯に昇級した自分にとって非常に意味深いものだったと思います。と、いうのも冬合宿への参加が昇段審査への必須であり、黒帯への挑戦はまだしばらく先の事とは思っているものの昇段審査前の雰囲気や一次審査の内容を伺い知るという点でかなりのプラスとなりました。

 具体的には普段の稽古では行っていない、または自分の知らない移動稽古を数多く知ることができました。茶帯から黒帯へ昇段する、即ち「指導員」に成るということの意味を改めて感じることができたと思います。

 高橋代表や石川先生をはじめ、その他先生方がよくおっしゃっている「自分ができないことは人に教えることはできない」ということを再認識する機会となりました。茶帯としてもはやできて当たり前のこと、これからできなければならないこと、やらなければならないことが非常にたくさんあることが現実のものとして叩きつけられたと思います。

 しかし、後ろ向きに考えるのではなく、自らの人生に今後も大きな意味、価値をもたらしてくれるであろう「極真空手」の追求のため、前向きに今後も精進していく決意も固まった気がします。いつかは自分も「指導員」として大山総裁から受け継がれ、大石師範から伝承され、そして高橋代表から直接指導いただいているこの極真空手の素晴らしさを伝えられる立場になれればとさらに強く感じることができました。

 そのためにまた明日より日々の稽古に励んで参りたいと考えています。そして一つひとつの動作の意味を理解し、正しく体現できるよう継続していきたいと思います。

 最後に今回の合宿で様々なアドバイスを頂いた先生方、先輩方にお礼を申し上げ、締めといたします。                    押忍

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