昇級レポート
旭 川 支 部
植 松  毅  7級

(2007年3月26日入門・44歳)
 今回の昇級審査は私にとって特別な審査となりました。
 その理由は審査の4日前に娘(中学2年)が突然の腹痛により市立旭川病院に緊急入院をしたのが始まりでした。
 丁度春休みに入ったばかりだったので学校の方は問題ありませんでしたが、当初、妻が娘に付きっ切りの状態になってしまい息子の夕食の世話などを私がやる事になりました。
 それでも何とか稽古や練習会には出る事が出来ましたがまさか審査前にこんな事態になるとは思ってもいませんでした。
 ただ、私自身は審査を受ける事に殆ど集中していたので家族もそれを理解している物と思っていた処、どうやら考えが少しずれていた様で審査当日の朝に大口論になってしまい嫌な雰囲気の中で家を出て審査会場へ向う事となってしまったのです。
 そんな状態でしたが気持ちを切り替えこうして空手が出来るのも家族のお蔭なのだと心の中で言い聞かせ、まだまだ妻や子供に対する配慮が足りなかったのだと反省して何とか審査を無事に受ける事が出来ました。
 今回、7級合格と言う結果となりましたが親としてまた、空手道を志す者として人に対する優しさやコミュニケーションが物凄く足りなかったのだと考えさせられましたが、それでも子供達がおめでとうと私の合格を祝福してくれた事は今後の励みとなりました。
 私にはまだまだ目標が沢山ありますが今回の出来事を肝に銘じて今後の修行の糧にして行きたいと思いました。
                             押忍

(2008年3月30日7級昇級)

△戻る