師範セミナーレポート
石 川 秀 樹 四 段
2009年12月14日(月)
東京・駒沢オリンピック記念体育館
 第41回全日本空手道選手権大会が行われた翌日、大会の余韻の残る同じ駒沢オリンピック記念体育館で極真会館 中部総本部 長谷川一幸主席師範のセミナーが行われ、高橋師範、原先生と共に私も参加させて頂きました。

 午前9時30分からのセミナー開始に間に合うように30分前には会場に到着し開始を待っていたのですが、長谷川主席師範が会場を間違えたため午前10時過ぎにセミナーが開始されました。

 セミナーには私たちのほかに、田畑理事長、七戸副理事長など国内道場師範、責任者、有段者のほかカナダから2名の受講者と合わせて20名ほどで行われました。

 開始が遅れた事もあり、受講者全員が確りと準備運動を行なっており、すぐさま講習は開始されました。

 挨拶後、脱力をした構え方、突き、蹴りの説明から、実際に基本動作での突きを早い号令で師範のチェックを受けながら行いました。
 脱力した構え方とは両手でボールを握り、上から顔の前に下げた状態でボールを放る動作を数回行って脱力をします。手のひらも握るのではなく脱力した状態になり、パンチを突き出します。手は顔面に構え軸の回転で突きを出してみるのです。
 蹴りは腕の振りを利用して蹴ると蹴りやすいとのことで、実際に繰り返し行ないますし、相対で相手に技を掛けたりもします。

 説明には受講者を立たせて実際に主席師範が違いを実践して見せます。高橋師範や私もモデルとして数回、主席師範に投げ飛ばされたり、逆手を取られたりしましたが実戦を想定しあらゆる技を研究している主席師範に感服するばかりです。

 12時を回り、予定の時間が過ぎたため終了となりましたが、色々勉強になることばかりで、あっと言う間の2時間のセミナーでした。

 今回のセミナーを主催して下さった連合会に感謝致します。
押忍


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