僕は、父の昇段審査会に行って色々な事を勉強になりました。
一つは最後までやり遂げること、二つ目は父が皆さんにほめられていたので、自分もほめられるように頑張ろうと思ったことです。
父は審査会に行くことを決めて一年間毎日欠かさず練習をしていました。
そして、当日会場は緊張したムードに包まれていました。
会場で大石最高師範に会いました。
DVDでしか見たことがないあの偉大な人が目の前にいたので凄かったし、会えて嬉しかったです。
基本稽古で大石最高師範の前蹴上げの足がピーンと上がっていたのでさすが最高師範だと思いました。
自分もこれくらい足が上がるように頑張りたいです。
そして父の組手が始まりました。
一人また一人と順調に戦っていきました。
三人目の相手に上段蹴りが入り倒れました。それを見て僕は驚き、父の上段蹴りの強さを改めて思いました。
最後の一人と戦う時は、会場一杯の声援が父に向けられていました。その時、僕はこれで終わるんだと思うと心が熱くなりました。
父はヘトヘトになっていたと思いましたが、最後の力を振り絞って頑張っていました。
父は下がることなく戦っていました。それと合わせ技が凄かったです。
最後の一分が終わると自然と拍手が沸き起こりました。
父の姿がとても大きく見えました。
自分も父が大きな怪我もなく無事に三十人組手が終わることが出来てほっとしました。
よく最後まで戦ったと思いました。
父は審査前に足の指を骨折していたのにそんなことを全く思わせず、全てやり遂げました。
でも父がやり遂げられたと言う事は日々練習に付き合ってくださった空手の仲間のおかげだと思います。そして何より型を一から教えてくださった高橋師範を始め皆さん、特に石川先生には自宅まで行って型を教えてもらっていました。
本当に多くのひとのおかげだと思います。
審査が終わって帰るときに父が師範や師範代の人達にほめられていたので、さすがだなーと思いました。
僕もほめられるようにたくさん練習して強くなりたいです。
あと大石最高師範にサインしていただきました。
素晴らしい人にサインしていただいたので一生大事にしたいと思います。
サインしていただいた色紙に「努力は無限、継続は力なり」と書いてありました。
かっこいいなーと思いました。
努力して継続する事が力になると言う意味でこんなこと言う人なんて素晴らしい人だと思いました。
本当に大石最高師範には感謝しています。ありがとうございました。
自分は四月に東日本大会に出るので今回行って勉強になったことを生かして良い結果を残せるように頑張りたいです。
最後に空手をやっていたらいろいろな人とつながりを持てること、そして精神的、礼儀も教えてくださるので空手やっていて良かったなと思いました。
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