大会レポート

2011年11月20日 第10回レディース＆シニア全日本空手道選手権大会 名古屋・露橋スポーツセンター

帯　広　本　部 福　島　彩　子　１級

昨年のレディース＆シニア大会では２回戦敗退で悔しい思いで帰ってきました。 　私は、即師範に「来年はレディース一本にかけて練習したい」と告げました。 　レディース＆シニア大会に出場するには９月の北海道大会で入賞しなくてはなりません。 　悔しさはサンドバックに叩きつけ強い選手方の動きと自分の動きの違いをひたすらＤＶＤを見ながら名古屋にむけて練習してきました。 　しかし、北海道大会の時も感じた組手への恐怖心が抜けず、ガチンコでの組手の感覚が戻ってこないまま臨むことになりました。 　１回戦は中国のリューシャオピン選手。 　初めてレディースに出場した時の相手が中国の選手だったため今回の対戦相手を知った時は初心に返り、胸を借りるつもりで精一杯頑張れということだと思いました。 　リューシャオピン選手は180cm、78�sと体が大きく、彼女のアップを見るとやはり上手で自分の順番が迫って来るにつれ子供のように泣いて逃げ出したくなる感覚を覚えました。 　結果は引き分け１、シャオピン選手に４、判定負け。 　大きい選手に対しての対策を師範に何度も言われていたにも関わらず、逆に上体を起こされそこから攻撃しても崩されてしまう。その繰り返しで意識していたことは半分も出来なかった気がします。 　北海道の看板を背負って全日本大会に出場したのに勝ちあがれず、高橋師範には恥ずかしい思いをさせてしまい大変申し訳なく思います。 　レディース＆シニア大会の出場は今回が４回目で、初出場の時には黄帯を締めていました。中級の頃からたくさんの経験をさせて頂いた高橋師範には大変感謝しております。 　この経験を道場生に伝えていきたいと思います。 　師範をはじめ各道場の先生や先輩方、関係者の皆さん、たくさんの応援ありがとうございました。

押忍

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