大会レポート

北 見 支 部
中 井 真太郎 弐段



2012年6月24日
第28回全日本ウエイト制大会出場


 今年で空手暦10年が経過し、年齢も35歳、今回のウェイト制大会は世界大会の選抜大会という事もあり、世界を目指せる最後の機会と思い試合に臨みました。
 北海道高橋道場からは私と後輩の三浦君の名で出場しました。その他に北海道から野中道場の野中先生をはじめに優至会の渡部紫苑先生や塚本鉄兵先生など北海道のトップクラスの選手が集まりました。
 同じ北海道の仲間として、派閥や流派を超えて、応援し協力し合えた事を大変嬉しく思いました。又、過去に戦った全国各地の仲間からも応援をもらい、極真空手を通じて深まり、広がる友情を肌で感じ、良い形で試合を迎える事が出来ました。
 しかし、結果は2回戦敗退不甲斐ない結果で不完全燃焼のまま終わってしまいました。
 怪我も少なく、体調も万全であったにもかかわらず、入賞まであと一歩届きませんでした。
 これまでの試合経験の中でも、大切な試合で「あと一歩及ばず」という経験が多く、メンタル面や技術の課題をあらためて痛感しました。
 35歳という年齢はもう決して若くはありません。これから体力は衰える一方だと思います。自分より半分の年齢の選手がどんどん勝ち上がっています。
 しかし、年齢を言い訳にしたくはありません。若くない分、これまで培った経験を武器に、技術の向上をはかりたいと思います。
 しかしながら「体力の衰え」「怪我」「病気」この3つは絶対に避けて通ることが出来ませんが、これらも自分の個性として、前向きに向き合いたいと思います。「一歩進んで二歩退がる」ことも往々にしてあると思いますが、常に「昨日の自分を超える」意識を持ち、稽古を積上げ、「あと一歩の壁」を乗り越えたいと思います。
 9月には北海道大会があります。全日本大会の雪辱はこの場ではらしたいと思います。
 最後に師範や石川先生をはじめ、野中道場・佐藤道場の皆様、その他応戦をいただいた皆さまに深く御礼を申し上げます。

押忍

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