大会レポート
旭 川 支 部
石 川 秀 樹 四段
2013年2月3日
第4回神戸大会
神戸・神戸総合運動公園グリーンアリーナ
 回神戸大会を振り返り報告させて頂きます。

 2013年2月2日土曜日、時ならぬ雨の中旭川午前9時発のL特急スーパーカムイで新千歳空港に向かいました。
 新千歳空港到着後、高橋師範と合流、午後1時発のANA404便に搭乗し午後3時神戸空港に到着、ポートライナーに乗って神戸市三宮のホテルに直行しました。
 午後6時より世界総極真の総会が開かれ長谷川最高師師範のほか13名の師範、先生が議論を交わしました。
 総会後は食事会が開かれ深夜まで交流を温めあいました。

 翌日、迎えの車で会場入り。
 手伝い審判の先生方と挨拶後、審判ミーティングが開かれました。
 今回の大会では連合会時代に行われていた、相殺制での判定は行わず、従来通りの旗判定方式で実施されました。

 大会は29階級に271名の選手が参加し2面の試合場での開催です。
 私は副審として予選13試合、準決勝11試合、3位決定戦6試合、決勝戦10試合の計40試合の判定を裁く機会を頂きました。

 3位決定戦までの30試合は総て柴田師範が主審で他に中部総本部の松山師範代、黒田弐段、西岡道場の井上2級とグループを組んで行いました。

 大きく判定が割れる場面もなく、判定の取り方についてどの審判も差異はなかった様に感じましたが、ダメージの部分で主審にしか判らないところもあり判定が割れる場面もありました。
 決勝戦は定本師範が主審を務められ、副審に中部総本部の林師範代、松山師範代、黒田弐段と行いましたが、こちらも判定が割れることもなく無事審判としての役目を終えることが出来ました。
 試合中、女子の試合でチェストガードの規格が統一されておらず選手が戦い辛そうに感じることもありましたが、主催者が規格を指定いなかったのでルール上問題はないかと思いました。
 
 スタッフは皆さん手際よく行動されていました。
 特に師範代の柏木弐段は審判の最中もスタッフに指示を出しており目配り、気配りの良さを感じました。
 また、茶帯の梶井さん、田仲さんの動きも目につきました。
 パンフレット内の指導員紹介欄には10名の指導員、準指導員しか載っていなかったことを考えると少ないスタッフに父母の協力を得ながら大会を行ったことだったと思います。

 大会後は打ち上げが行われ深夜3時頃まで空手談義に花が咲きました。

 翌日は時間があったので高橋師範と異人館まで1時間ほどの散歩をしてきました。
 その後、西岡師範より昼食のお誘いを受け長谷川最高師範、橋本先生、フルコンの角坂さん高橋師範とで御馳走になりました。

 飛行機の出発時間も近づきそれぞれの駅で別れの際、私たちの乗車するポートライナー駅のエスカレーター前まで長谷川最高師範、西岡師範に見送られましたが背を向ける訳にもいかず逆にエスカレーターからお二人を見送らせていただきました。

 大会期間中、長谷川最高師範を始め大勢の師範、先生方と交流を持たせていただきました。
 また、西岡師範には神戸滞在を通して細やかな心配りをしていただいたことに感謝いたしております。

 余談ではありますが、新千歳空港到着後手荷物受け取り所で待っていても高橋師範のスーツケースが出てこないのです。
 最後に残っていたスーツケースが見た目が見ていたので係の方に確認をしていただいて間違えた方と交換が出来ましたが、帰りの電車出発数分前でした。
 既製品の場合、同じ物や似たような物を持ってる方もいるやもしれません。
 私はバッグの持ち手にハンカチを巻いて持ち歩いています。
 要らぬ心配、無駄な時間を避けるためにも目印があると良いと思います。

 道外の大会へ参加し師範、先生方と交流を持つことで空手に対する考え方、稽古法など色々な勉強をさせて頂けます。
 道場生の皆さんが国内の大会へ目を向けることでスキルアップをすることを望むばかりです。
押忍


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