全日本型・東日本組手選手権大会に出場して


帯広道場  中里 琉人  

 

道外の試合に出場するのは今回が二回目です。

一日目は、全日本の型大会でした。東静岡駅を降りると巨大な会場が見えて、緊張が高まりました。

型の試合結果は、3回戦で負けてしまいましたが、試合にむけて練習してきたことは、やりきったと思います。

決勝の試合を見て感じた事は、「正確さ」だけではダメで、「強弱」や「気はく」がとても大切であるということでした。

今後は、相手を倒すような迫力のある突きやけりを型の中でだせるように練習したいと思います。

二日目は東日本の組手試合でした。半年前のジュニアチャンピオンシップでは、90秒もたずに一本負けをしているので、不安で、前日はほとんど眠れなかったです。

今回の組手試合の目標はとにかく一回戦を突破することでした。

一回戦は突きがうまく決まって勝つことができました。二回戦は身長が20cm高く、体重は20s重い福島のチャンピオンの根本君でした。強烈なローキックを何発ももらってしまいました。

延長戦となり、なんとか勝つことができましたが、根本君のローキックで太ももからひざにかけて、すごく痛くなり、ぼくの気持ちは正直「次は棄権したい」でした。

次の三回戦までの間に道場の皆さんが足の手当てをしてくれたり、はげましてくれました。これがなければぼくは棄権していたと思います。三回戦もなんとか勝つことができましたが、またもや延長戦だったため、足はさらに痛くなりました。

四回戦は、足が使えないので、突きだけで戦うつもりで出場することにしました。

結果は判定負けでしたが、力を出し切ったので、充実した気持ちでいっぱいでした。棄権をしなくて良かったと思いました。

今回の大会に向けて、型の練習をがんばったことが組手につながったと思いました。

これからも型の練習を大切にしようと思います。

最後に師範、先生方、先輩達、応援とケガの手当てまでしてくれたお母さんやお父さん達本当にありがとうございました。 押忍

                              

押忍

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