2023年6月29日
第22回 競争と協力
空手は格闘技であり、相手を倒すことを目的とします。護身術としての側面もありますが、究極においては相手の息の根を止めることも念頭において稽古します。 武術については人それぞれの考えがあり、現代の日本のような平和な時代に […]
2023年6月29日
第20回 「食」について
強くなりたくて空手を始め、稽古もそれなりにするのに、体が出来ていないため、成果が思うように上がらない場合があります。「食」は生命の基礎となるものです。オリンピックの金メダリストを何人も育てたという人の本を参考にして、自分 […]
2023年6月29日
第19回 筋肉を鍛える
30年以上、道場で空手を指導してきて気になるのは、近年子供たちの筋力が著しく低下していることだ。腕立て伏せが1回も出来ない子が普通であるし、筋肉量が極端に少なく覇気が無い。時代は人間が楽をする方向に進んできたので、当然の […]
2023年6月29日
第18回 依頼心を捨てる
私たちの子供のころ、小学校の前には二宮金次郎の像があって、先生からも、仕事をしながらでも勉強をするのが尊いと教えられた。 このような模範的な偉人に比べ「おまえたちはなってない」とばかりに、分厚い本で殴られたこともあった。 […]
2023年6月29日
第17回 トラバイユ
ある画家の先輩から小冊子のコピーを頂いたことがある。東京のある美術館と縁のある方の書いた「画家の労作(トラバイユ)と題するものであった。 そこにはヨーロッパの芸術家がどのように仕事をし、どのような生活を送って生きているか […]
2023年6月29日
第16回 オランダでの夏合宿
7月中旬の3日間オランダで行われた極真空手のサマーキャンプ(夏合宿)に参加した。格闘技王国オランダのオランダに参加することは正直、緊張と不安もあった。しかし、ヨーロッパの重鎮である、地元オランダのルウォール師範には大変親 […]
2023年6月29日
第15回 敗北から学ぶ
「君たちは負けるとわかっている喧嘩に行けるか?」と、極真空手の創始者・故大山倍達総裁は道場生に言ったという。 人は負けるとわかっている戦い、失敗するとわかっていることには挑戦しないのが普通だろうと思う。誰もが勝利、成功を […]
2023年6月29日
第14回 1%のインスピレーション
かつて所属していた職場で行った研修会で「会社を倒産させる経営者は、遊びやギャンブル好き以外に、案外一生懸命真面目に働く人に多い」という話がありました。 以外に思われるかもしれませんが、いくら「真面目に」努力したところで方 […]
2023年6月29日
第13回 もう1パーセントの努力
大声援の中、全力で戦う選手たち。それぞれの道場の看板を背負い個人の名誉をかけ何ヶ月もあるいは数年も懸命に稽古を積みトーナメントに挑む。 誰でも勝者になることを夢見、大会に出場する。しかし頂点に立てるのはただ一人、空手の大 […]