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2023年6月29日

第8回 ホラを吹くということ・・・

退路断つ決意の表れ 帯広市にある弘文堂画廊先代社長の小藤田勲さん(故人)は、ホラを吹くことで有名であった。 縁あって今も弘文堂画廊にはお世話になっているが、数年前亡くなった小藤田さんとは画廊社長と画家という関係を超えた師 […]

2023年6月29日

第7回 原点を持つ

自己見つめ日々勉強 民話の語りで活躍した都甲雅子さん(故人)は、情感あふれる素朴な口調で大勢の人々を魅了し、出身地の帯広市を中心に地方文化を活気づけた。 都甲さんは、2007年夏に68歳で亡くなったが、その数日前まで舞台 […]

2023年6月29日

第6回 50人組手を終えて

努力、苦労し得た充実感 昨年3月、空手の全日本極真連合会国内部長より、理事会の推薦による五段位允許の連絡があった。五段位以上の昇段審査は正式には無いから、それで四段から五段への昇段は決まった。 ただ、格闘技の月間雑誌「フ […]

2023年6月29日

第5回 道場生と共に学ぶ

自然の中で創造力培う 16年前、地元・鹿追町の体育館のトレーニング室でひとり空手の練習をしていると、2人の高校生が声をかけてきた。 「あの、僕たち、空手を習いたいんです。」 「君たち、極真空手を知っているのか。」 「知っ […]

2023年6月29日

第4回 不安、恐怖と戦う

試合重ね平常心培う 「眠れたか」 「眠れなかった」 「おれも眠れなかった」 約20年前、東京の日本武道館で行われた全世界空手道選手権大会。 試合前の選手控室では、日本を代表する選手が緊張しきった表情で不安げに会話をしてい […]

2023年6月29日

第3回 武道家として 芸術家として

修練は魂を磨くこと 厳しい十勝の冬もまもなく終わり春が訪れる。日差しが強くなるにつれ、雪が解け残雪と畑でまだらな十勝独特の風景が現れる。その景色に画家として魅せられてきた。 秋まき小麦の緑、枯れたススキなどの黄、空を反映 […]

2023年6月29日

第2回 限界に挑む

新しい領域に達する喜び 突き、蹴り、スクワット各1,000回、腹筋500回、拳立て伏せ300回、組手(試合を想定した打ち合い)50人…。今年6月の全日本空手道選手権大会に向け、十勝の選手は1日4時間の激しい稽古をこなした […]

2023年6月29日

第1回 志を持って生きる

選手に宿る 開拓精神 地吹雪の中、タレントの真田広之さんが空手着姿で、宙を見据えていた。約20年前の1月上旬、大雪山系黒岳。氷点下18度。真田さんの両耳から小さな氷柱が下がっていた。 極真空手の昇段審査の合宿。「(先輩タ […]

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